みなさん、はじめまして!
分子栄養学アドバイザーの菅生大夢です。
大きな湖があります滋賀県の南側に、
妻と子ども2人そして愛猫と一緒に
暮らしています。
「すがお」と読む珍しい名前から
「ぎゃお」先生と呼ばれております。
先生!?と思った方…実は私
「小学校の先生」やったんです。
そして現在は、「整体師」をしています。
変わった経歴ですよね…
なぜ学校の先生を辞めて整体師になったのか。
そして分子栄養学と出会ったキッカケについて
お話していきます。
●元気だけが取り柄の自分が鬱に
先生をしている時に「うつ」になりました。
何をする気も起らない・・・
でもいつまでも休職するのも嫌・・・
全然回復していないまま復職しました。
次はめまいからくる吐き気に悩まされ、
学校まで運転してたどり着けない…
そんな日々を生きてました。
全然症状が治らなかったのです。
そこで出会ったのが
「自律神経を整える整体法」です。
とある先生の施術を受けてから
めまいがどんどん回復していきました。
小学校の先生の仕事を続けながら
私は「これだ!」と思い自分で整体学校に通い
自律神経の調整をする専門技術を習得しました。
そして、うつ症状やめまいを完治しました。
なんかスーッとストーリーが流れていきましたが
たくさんの薬を飲んで、
たくさん通院しても回復しなかった症状が
「カラダから」アプローチすると、
こんなにも変わるのか!!と
自分で驚愕しました。
そして自分のように苦しむ人たちを
健康にしたい!と治療院を開業しました。
●毎日ベビースターとカレーの子ども
治療院では発達障害と自律神経症状を
専門としています。
当院にくる子ども達の食事や確認すると
結構な共通点があることに気づきます。
ベビースターが大好き
カレー味が大好き
葉野菜は食べない
茶色のものが好き
チョコレートが好き
食べるものへの「こだわり」が多く
お母さん達も悩んでいました。
ある時自分の経験から思ったんです。
私も不調の時、コンビニのご飯や
カップ麺が多かったな。
給食で栄養取れるからいいや!と
思っていたけど、しっかりと
食べられないことも多かったなと。
「カラダからよくする」には何を
どのように食べるかの大切さに気づきました。
そこで出会ったのが「分子栄養学」です。
●分子栄養学が変えてくれたこと
自律神経の専門ですので
幸せホルモン「セロトニン」や
「アドレナリン」「電解質コルチコイド」など
名前や性質を知っているだけで
分かっている気になっていました。
鉄欠乏に関する講座で
「セロトニン」についてお話があり
「あぁ、セロトニンね幸せホルモンね。」
「交感神経物質やねんで」とか
知っているつもりで聞いていたんです…。
「セロトニンって何で作られる?」
という質問にハッとしました。
「鉄やたんぱく質やビタミンB群で
作られているんですよ。」この講座で
もう心を鷲掴みにされました。
どれだけ施術でカラダを良くしても、
カラダに取り入れるものを
知っておかないといけない。
分かった気で満足してはいけない。と
自分を変えてくれました。
●分子栄養学が夫婦円満の秘訣
分子栄養学を受講してから
気づいたことがあります。
それは
「妻はずっと私の健康を考えてくれていた」
という事です。
このことに気づいたのは、
分子栄養学を学んでからでした。
鬱の症状やめまいで悩んでいる時から
妻は食事だけは
きっちり摂取するようにと
私の好きなメニューや
できるだけ添加物の少ない
素材を使用してくれていました。
分子栄養学を受講中の
ある日妻に言いました。
「ミネラルの摂取に
ご飯炊く時ににがりを入れてみよう。」
「塩は天然の良いものを使おう。」
「鉄たまご使ってみよう。」
実は、もうすべて妻が家族の健康のために
調べて取り入れてくれていたのです。
「もうそれ前からやっているよ。」
またまた私、ハッとした訳です。
私はお客様の健康のためにと
分子栄養学を取り入れようと思いましたが
妻は家族のために調べて
すでに実践してくれていました。
オーソモレキュラーアカデミーでは
「ママは家庭のホームドクター」という
言葉が使われています。
まさしくうちの妻はホームドクターでした。
そんな妻の取り組みや想いに
気づかせてくれたのも
分子栄養学を学んでからです。
今後はママだけじゃなく、パパも
ホームドクターになって欲しい。
妻への恩返しも含めて
全国のパパさんたちにも届くようにと
考えています。
●学校現場から考える分子栄養学
最初に講座を受講した時には、
まだ私は小学校の教員でした。
当時は小学校1年生の担任をしており
給食は栄養満点だと思っていました。
給食には牛乳を除くとタンパク質が
不足していることが多いという話を聞き
日ごろから食べていた私はメニューを
想像して、確かに…と考えさせられました。
そして、私の経験からいくと
体調面に不安がある児童や
午前中の不調や集中力の欠如が
見られる児童ほど給食を残します。
そして私も人のことは言えません。
昼休みはどうしても
子ども達と遊びたかったし
委員会等の打ち合わせがあると
給食を食べずに丸付け等をして
放課後に食べることもしばしば…
そして放課後に砂糖たっぷりの
お菓子をコーヒーで流し込みます。
そら、体調良い訳がないですよね…。
学校現場の実情はこんな感じです。
地域差はありますが、
栄養補給を給食に
頼りすぎる事はお勧めではありません。
●現在の活動について
現在は滋賀県の湖南市という所で
発達障害やグレーゾーンの
お子様の困り感解消と
起立性調節障害や
自律神経失調による不調改善専門の
「整体治療院」を経営しています。
経営と偉そうに言っても
一人でやっている治療院です。
ここにはたくさんの困り感を持った
お客様がいらっしゃいます。
病院に行って検査をしても
何も問題がなく心の問題を疑われる子。
発達障害の診断があり
自分にできることが無いと
自信を喪失してくる子。
朝起きるととにかく腹痛に襲われ
学校に行けない子。
教室にいると色んな事が気になり
空間に居られない子。
8歳でうつの診断を受けて
なんのやる気も感じなくなっている子。
他にも様々です。
どの子にも様々な困り感があり
そして共通している事があります。
「保護者は必死」で
「藁にもすがる思い」であるという事です。
そのような保護者の方に
カラダから具体的に
アプローチできるのが「整体法」であり
分子栄養学の「栄養療法」です。
この2つの両輪で
コロナ禍を生きる子ども達の
健康で生きやすい日々を
作っていけるように
お子様の不調や発達の事で
悩む保護者のために
新しい選択肢の一つとなるように
お役に立てると嬉しいと思っています。
今後は自分の専門分野である
「発達支援」と「自律神経」に絡めて
分子栄養学の素晴らしさを
届けていけるように頑張ります。