皆さん初めまして!
分子栄養学アドバイザーの毛利有香です。
調理師やフードコーディネーターとして、
食に携わり30 年になります。
食育にも力を入れており、これまで
たくさんの子供たちと出会ってきました。
食を通じてみんなの健康と喜びに
寄与することを理念に活動をしています。
現在は分子栄養学を取り入れた料理教室や、
分子栄養学講座、栄養カウンセリングを
開催しております。
成人している娘が一人いますが、
幼少期は重度のアトピー性皮膚炎でした。
現在はピカピカお肌になり、巣立って
行きましたので、夫と二人暮らしをしています。
今日は、私が分子栄養学と出会った
きっかけから、
アドバイザー養成講座を受けて
心身にどのような変化があったかを
お伝えしていきます。
●夫婦で発症した鬱とパニック障害
仕事に追われていたある日、
家庭内のトラブルが原因で
夫と私は鬱とパニック障害を発症しました。
病院を回ったり、自然療法をしたりと
いろんなことを試しましたが
悪化するばかり。
そんなある日、人伝えに聞いた
メンタルクリニックへ行きました。
待合室には小さな子供からお年寄りまで、
たくさんの人たちがひしめき合い、
座る場所もありませんでした。
当然のことながらどの人も辛そうで、
でも長時間、黙って立っています。
こんなにも多くの人が苦しんでいるという
現実に愕然としました。
あの光景がいまも脳裏に焼き付いています。
何をやっても、どの病院へ行っても
よくならず、精神的にも肉体的にも
衰弱していきました。
私たち両親がこのような状態で、
受験生だった娘も勉強ができる状況では
ありませんでした。
●分子栄養学との出会い
そんな時に親しい方が分子栄養学の講座に
誘ってくださいました。
それまで何をやってもダメでしたから、
なんでもいいから良いと聞いたことには
飛びつくしかない!という気持ちでした。
その講座では、鉄欠乏が引き起こす症状に
ついて詳しく説明されており、
まさに目から鱗でした。
食べたものが精神状態に大きく影響すること
、血液検査データが基準値に納まっていても
健康とは言い切れないということを知り、
衝撃を受けたんです。
「それが原因だったんだ!よかった。
やっとこれから元気になっていける」
安堵の気持ちと、久しぶりに楽しく
晴れやかな気持ちになったことを覚えています。
それ以来、セミナーに参加したり
本を読み漁ったり、学んだことを
日々の生活に少しづつ取り入れたりと、
自分なりに分子栄養学を実践するようになりました。
●家族の再生
そんな日々の中で心と身体が
どんどん回復し、一度はバラバラに
壊れてしまった家族の再生が始まりました。
何度も話し合い、ぶつかり合いながらも、
はじめて正直な気持ちを打ち明けられるようになりました。
とても勇気のいることでしたが、
真正面から向き合ったんですね。
これは体力気力共に必要なことですから、
それだけエネルギーが満たされてきていたのでしょう。
互いの個性を認め、信頼しあうこと
ができるようになり、それぞれが
自分は存在する価値があると思えるようになったんです。
あの辛かった日々を家族3 人で
乗り越えたことは、何ものにも代え難い
素晴らしい経験となりました。
●人生がバラ色に変化した
それ以来、私の物事を見る目と感じ方が
大きく変わり、いつも「なんか楽しいなぁ」
「幸せだなぁ」と穏やかで温かいものに
心が満たされるようになりました。
まさに毎日がバラ色になったんです。
長年に渡り許せなかった、生き別れた父への
感情も、スルスルとほぐれていくのがわかりました。
体調が良くなり、分子栄養学の知識が増えて
くると、物事を俯瞰してみることができるようになります。
「なるほど、当時、父の身体ではこのような
ことが起こっていたのだな」と様々なことを
推測きるようになるので、感情に振り回されなくなるんです。
自分自身のこともコントロールしやすくなります。
なぜ今、このような感情が沸き上がっている
のか、ということと、ここ数日の食事表や
生活習慣を見返し照らし合わせれば、大体の
原因がみえてきます。
「自分の機嫌をとれるのは自分だけ」
「自分を幸せにできるのも自分」
「体は毎日の食と生活習慣でつくられる」
これらをいつも念頭に置くことで、いつも
落ち着いた心でいられるようになりました。
心にゆとりができたことで、いつしかこの
分子栄養学を、今困っている方にお伝えして
健康になる方を増やしていきたいと思うよう
になりました。
●ボーンブロススープ
ボーンブロススープとは鶏や牛、豚、
魚などの骨付き肉を煮だしたスープのことで
、アミノ酸やビタミン、ミネラルなど
が豊富に含まれています。
日々の食生活にボーンブロススープを
取り入れるようになり、さらに心身が
安定し、疲れにくくなりました。
なによりこのスープの素晴らしいことは、
安価で、簡単に作れるということ。
スーパーで魚のアラが売っていたら
ラッキー♪
新鮮な手羽先が売ってたら即買い!
日常に取り入れやすく、誰にでも薦めやすい
ことも嬉しいですね。
今から
24 年前に師事していた食養家の言葉
は、私にとって大切な宝物となっています。
【真の健康法とはすべての人に平等である】
高価なサプリメントや特殊で高額の
治療法よりも、だれもが頑張らずに
続けていける健康法をお伝えする
ことが、私の役割ではないか。
大病をしてから体に良いことを始めるので
はなく、病気の予防そして、今よりもっと
パフォーマンスを上げるために良い習慣を
日常に取り入れていく。
これこそが私の伝えていきたいこと。
ボーンブロススープを知り、さらに
自分のやりたいこと、やるべきことが
明確になってきました。
●オーソモレキュラーアカデミーとの出会い
健康のお手伝いをし、心身ともに満たされ
る人を増やしたい。そのためには困って
いる方へ的確なアドバイスができるよう、
基礎からしっかりと学びたいという想いで
分子栄養学アドバイザー養成講座を受けました。
さまざまな団体がある中で、なぜこの講座を
受けることを決めたかというと、「こども」
「女性」というキーワードがよく出てきて、
まさに焦点を当てて学びたいことだったから。
また難しいと感じることをわかりやすく
かみ砕き、日常で活かせるような工夫がされ
ており、まさに実践的な内容だったからです。
内容が簡単なのではありません。
本来、非常に複雑で難しい内容を、
マッキー先生が私たち普通の主婦目線に立ち、
少しでも理解できるよう講座を作ってくださ
っていることが伝わるんです。
だから面白くてもっともっと、
と学びたくなるんですね。
講座を受けるごとに分子栄養学の楽しさと
奥深さにどんどん引き込まれていきました。
●アドバイザー養成講座を受けて変わったこと
衝撃的だったのは、驚くほど簡単にできる、
栄養を効率よくとる方法を具体的に知れたことです。
読んできた本にも、参加したセミナーでも
得ることができなかった情報がたくさんあったんですね。
ですから、講座を受けながらも実生活に取り
入れることが増え、自身の体調がよりいっそ
う、整えられていくことを実感しました。
「こんな良い方法があるのなら、皆さんに
是非知ってほしい!」毎回、受講しながら
そんなワクワクした気持ちでいました。
また、得たことは知識や実践的なことだけ
ではありませんでした。
オーソモレキュラーアカデミーでは
これまでたくさんの方が受講し、その後も
交流を続けています。
そんな中で、体調不良から分子栄養学に
より回復し、経験と知識を誰かに役立て
たいとおもう方々がたくさんいることを
知りました。
私は
3 人兄弟の母子家庭で育ちました。
食育活動の中でも、様々な事情を抱える子供
たちとの出会いもありました。
大変な状況下でもがんばっている方たちが
いることを、私はよく知っています。
シングルマザーにも、ママを支えるために
一生懸命お手伝いをする子供にも、幅広く
この分子栄養学を広げ、心身ともに健康な人
を増やしていくためには仲間が必要です。
このアカデミーでは、それぞれが得意分野を
活かして協力し合いながら楽しく普及活動を
していける方々と出会うこともできました。
心強さも得ることができたんです。
●鬱が人生を好転させてくれた
鬱の暗いトンネルの中にいる頃は、これほど
までに穏やかで楽しい人生が待っているとは
想像もしていませんでした。
そして鬱にならなければ、分子栄養学はもち
ろんのこと、オーソモレキュラーアカデミー
と出会うこともなかったでしょう。
そう考えると人生って本当に面白いし、
焦らなくても時期が来れば、ちゃんと未来は
開けてくるのだと実感しています。
これまで自分が経験したこと、学んだことが
困っている方のお役に立てると嬉しいです。
これからは、数多くのアドバイザーの皆さん
と協力しながら、より学びを深めていきたいです。
そして開催する講座や料理教室で、一人でも
多くの方に分子栄養学の素晴らしさをお伝え
し、健康な方を増やすお手伝いをしてまいります。