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オーソモレキュラーアカデミー

分子栄養学ブログ

セミナー報告や当協会認定の分子栄養学アドバイザーによる分子栄養学ブログをお届けいたします。

執筆者の写真橋本愛

睡眠に関してのお話

Coucou

みなさんお元気ですか?


年々進む地球温暖化の影響で

スイスもここ最近は毎年のように

Canicule(カニキュル)と呼ばれる

猛暑が訪れます。


実はスイスのアパルトマンには

クーラーが付いてないんですね。


しかし最近のこの暑さで

簡易クーラーを買う方も増えてきているようです。


暑いと睡眠にも影響が出てきますね。


というわけで、

本日は睡眠に関してのお話を書こうと思います。


私は以前

睡眠にいろいろな問題を抱えていましたが、

今は分子栄養学に出会い

夜はぐっすり眠れるようになりました。


当時の睡眠に問題があったときに

一番怖かったのは、

「再入眠できるかどうか」

ということでした。


夜中に一度目が覚めてしまうと

なかなか寝付けなくなり、

眠れないことで焦り始めて、

暗闇で寝返りを何度も打ち、

リラックス音楽をかけたり、

「眠れるように努力」

しないといけなかったんですね。


大体それらは失敗に終わることが多く

1時間くらいはあれこれ頑張り

結局眠れず

隣でぐっすり眠っている夫を

起こしてしまうので

リビングに移動して

お笑いのユーチューブを見て

そのまま再度ソファで寝落ちして

朝、子供に起こされる。


というような生活を送っていました。


翌日には疲れているから流石に眠れるだろう。

と思ったら大間違い。


寝不足で疲れて、昼寝をしてしまい、

夜はなかなか寝付けない。

寝たかと思っても、ちょっとした物音で

また目が覚める、

またはトイレに行きたくなり目が覚める。


という悪循環を繰り返し、

ぐっすり、スッキリ安定して眠れることが

ありませんでした。


たまにぐっすり眠れた日は

ラッキー!!と思っていたくらいです。


当時は、

ホルモンバランスのせい?

そうゆう体質?

母も睡眠に問題があったから

遺伝かしら?

睡眠のためにアロマかヨガを始めようか・・


など考えていましたが、


分子栄養学に出会い、


夜間覚醒に関しては

実は血糖値ととても深い相関関係があることを知りました。


くわしくは、

ぜひ講座で学んでいただきたいと思いますが、


入眠困難は、鉄・たんぱく不足が原因


そして夕食時のアルコール

睡眠の質の悪さを助長していたことを知りました。


適度なアルコールは睡眠にいいし♪と思って

飲んでいましたが


人間というのは、

「自分に都合の良い情報」しか信じたくない。

という側面があるのですね^^


毎日晩酌をする習慣のある方は、

ぜひ、休肝日を設け、

量も減らしてみることをおすすめします。


というのも、体内のミネラル

とくにマグネシウムや亜鉛などは

睡眠や血糖コントロールに関係しています。


加えて、私のような更年期世代

エストロゲンの減少

さらに血糖コントロールが悪くなるというダブルショック!


更年期世代の飲酒は、

若い時の飲酒より体に負担がかかっています。


若い時はお酒を飲んでも

ぐっすり眠れていた方も、年齢とともに、

お酒を飲むと睡眠の質が悪くなることはありませんか?


私たちの体は常に変化しています。


体内では年齢とともに変化が起きているのに、

習慣は若い時のまま。


それで私の体も悲鳴を上げていたのだと思います。


体調不良は体からのメッセージです。


今、長期的にストレスを感じている人は

ミネラルの消費が増えている状態が続いているので、


そこで、ストレス解消!と、

毎日お酒を飲んでしまうと

飲んでいる時はいいかもしれませんが、

そのツケは睡眠や体調不良などで支払いをしなければなりません。


私もまさにこの負の連鎖にはまってしまっていました。


とはいえ、当時の私は

「晩酌タイム」ほど楽しいものはなかったので

急にやめるのは難しかったです。


お酒を飲む習慣がある方が

「やめる」ことに意識を向けてしまうと

返ってストレスかもしれません。


私の場合は、

「飲まないこと」の良い点を探しました。


お酒を飲んでしまうと、

その時は楽しいのですが

そのあと、頭がぼーっとしてしまい、

ユーチューブをみてごろごろ過ごしていましたが、


お酒を飲まないと、

頭がはっきりしているので、

読書しても内容がちゃんと頭に入ってきますし、

主人と夜の散歩にでかけるようになったり、

自分の好きなフラワーエッセンスの勉強をしたり、

ストレッチやヨガを面倒臭いと思わずに

取り組むようになりました。


夜の時間を有効活用するというのは

こういうことかー。

と、飲まないようになってから

気がつきました。


お酒を飲まなくなってきて、

次第に体内のミネラル消費も抑えられ、

朝食をしっかり食べる、

食事内容に必ずタンパク質を追加することで、

鉄タンパク不足も解消し、


入眠困難、

夜間覚醒、

夜間頻尿、


これらのことが少しずつ改善しました。


そうすると、なぜか自然と体重も2キロ減りました。


質の良い睡眠をとる。ということは、

体をちゃんと休めることができていて、

寝ている間にいろんな代謝機能が

きちんと働いて、その結果、

太りにくい体になったのかなと思います。


朝食を食べない、あるいはパンとコーヒー

昼食は普通に食べ、

夜はおかずとアルコールで、ご飯抜き。


という以前の食生活にくらべたら

今は3食しっかり食べて食事量全体は増えていますが、


体重は2キロ減りました。


そしてなにより睡眠の

いろんなトラブルが改善して

お肌の調子も良くなりました。


夏は暑いので、

冷えたビールが美味しい季節ではありますが、


汗をかいたり、

猛暑のストレスで

ミネラルの消費は増大しますので、


なるべく休肝日を設けて、

甘くない炭酸水にレモンを入れて飲むなど

「お酒離れ」に挑戦しつつ、

タンパク質と野菜類のバランス良い食事をとり、

ミネラル摂取も意識して、

「夏ぐっすり美人」をめざしていただきたいと思います。

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