基礎講座4 分子栄養学で考える睡眠と栄養
身体の健康を考えるときには食事・睡眠・運動の3本柱である「睡眠」に問題がある人は2018年の全国の18~79歳の男女1万人を対象にした調査では約半数弱の人が何らかの睡眠トラブルを抱えていることが判明しました。「なかなか寝付けない」「夜中に目が覚める」「日中激しい眠気に襲われる」「昼夜逆転してしまう概日リズム障害」「子供の夜泣き」「眠りが浅い」など病院に行くほどではないけれども、ぐっすり眠れない。またすでに何らかの薬を服用している方も多いと思います。この講座では「睡眠と栄養や身体のメカニズム」の関係を詳しくお話ししました。
栄養療法を行うことによって睡眠の質が改善される方は多くいらっしゃいます。ぐっすり眠れるということは健康を考えるうえでとても重要なことです。
・良質な睡眠に必要な栄養素
・睡眠を妨げる炎症との関係性
・副腎疲労と概日リズム障害
・低血糖症と日中の眠気
・慢性睡眠不足のインスリン抵抗性
・カフェインについて
など
アドバンス講座4 分子栄養学的正しいダイエット
ダイエットブームは時代を問わず常に皆さんの関心の的ですが、極端な食べないダイエットや厳格な糖質制限、過度な運動は本当に健康的なダイエット法なのでしょうか?大事なことは健康的に、またその人にとっての適正体重を持続できるかということです。
また国民健康調査では昭和の時代より「やせ」(BMI<18)の割合は増え、「肥満」(BMI>25)は確実に減っています。
これから子供をもつであろう若い世代が偏ったダイエット法を取り入れた結果、将来の妊娠や生まれてくる子供たちへの悪影響を与えることを危惧しております。この講座では分子栄養学の知識に基づいた健康的なダイエットの知識をお話ししました。
褐色脂肪細胞
エネルギー摂取と消費
肥満と炎症
糖質制限のメリット デメリット
胆汁と甲状腺機能
など